妄想絵画 - paoの妄想スタイル館

2012年03月30日

汎美展出品作「深層の財(たから)」F50号


随分久しぶりの更新になってしまいました。今年初めての更新です。
今年上四半期の僕個人第一のニュースは会員になってから初めての汎美展の開催でした。
会場にお越しくださった方々に厚く御礼申し上げます。
毎度のことながら作品が完成するのが搬入当日という綱渡り、配送を業者さんに
頼むこともなく50号の絵を電車で運ぶというはた迷惑な男paoです。

展覧会も終了、やっとこさ作品を撮影することが出来ましたのでUPしました。

「深層の財(たから)」
F50号キャンバス アクリル
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写真が下手で見づらくて申し訳ありません。
今年秋の汎美展への目標は、2作品出品です。完成できるでしょうか?今から気合入れておきましょう。

 そして、今年上四半期でもう一つ忘れてはならないpaoさんの重大ニュースがあります。
初めてまだ1ヶ月ほどですが、ある漫画家さんのアシスタントをさせていただくようになりました。
プロの先生の原稿に手を加えるというのはめちゃくちゃ緊張しますが、眠くてうれしい日々が続いています。
在宅のパソコン仕事なので体力的につらいと言うことはありませんが、専業ではないのでとりあえずいつも眠い
のが難といえば難でしょうか。

 毎年毎年去年より少しでもレベルupしていたい、という目標、今年もどうにか果たせそうです。


ラーメンライス超うまい!
パオちゃん最新のお気に入り!! 
    
 




 







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2010年03月28日

「価値ある妄想への祈り」F30号詳細

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国立新美術館から我が家へと戻りました。搬出日の 15日は月曜日、paoは当然お仕事でいけませんので嫁さんとお姉さんに代理をお願いしました。県展の時と同じパターンでした。嫁さんにその様子を尋ねてみると、「受付で代理だ」と言うと「先生に聞いてみます」と言われたそうです。後から来た先生の容姿を聞くとどうも吉田先生にそっくりのような気がします。「宮辺君か・・。」とつぶやいていたそうですが、できれば直接お会いしたかったです。先生、秋の展覧会が次の目標です。これに懲りずに書類の送付よろしくお願いします。
 この「価値ある妄想への祈り」以前F3のキャンバスボードに描いたものをF30号に描き直した作品です。なぜこの絵にしたかというと、15才で漫画家を志望して高校を中退した僕は夢かなわず子供3人の父親として日がな一日働き続けていました。あるときを境に油絵を描き始め怒涛の勢いで美術展に出品するまでになりました。芸事で報われる可能性は限りなく0に近いと思っていました。冷静に考えて展覧会に出品することが報われたことになるかどうかさえ人の価値観によるところが大きいと思います。僕の場合で言えば、出品料、キャンバス、絵の具、額縁、収支で言えばマイナスです。でも、絵を描いている人間にとって、期間限定でも国立の美術館に自分の絵が飾られるということはこの上ない喜びだと本気で思えます。「汎美展」に出品できることになった時、「この絵は出そう!!」と決めました。

 この絵のスライスされた耳は天才画家ゴッホの耳です。ゴッホは気が狂い、自分の耳を切り落としてしまいました。不幸だったからでしょうか?paoは違うと思います。たまたま手に入れたゴッホの絵を売り、何十億の大金を手に入れた人よりもゴッホ本人のほうが幸せだったと思います。気が狂うほど絵に没頭
して理想の画風を追い求めることができる幸福。
 あの厚塗り、絵の具を大量に含ませた筆をあれほど繊細に操れる人は多分今でも居ないと思います。筆が言うこと聞いてくれないと思います。ゴッホはきっと自負していたと思います。
 作品、技術、心のあり方、さまざまなお手本を残してくれた先輩達への感謝の気持ちを絵にしてみました。絵描きさんが報われるのはけして絵が売れたときではないのです。
 この絵を描くときに筆の跡を残したいと思いました、ゴッホのタッチがあまりにも強烈に残っていたからです。でも透明度はのこしたかったんです。で無色のメディウムで筆の運びを残しました。当然満足できる出来栄えではありませんが、進歩というレベルにまで高められるかどうかは先に任せることで、まずこの変化が僕にとって大事にするべき所だと思います。
ラベル:アクリル画
posted by paosistemm at 06:13| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 妄想絵画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月15日

「価値ある妄想への祈り」

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 タイトル「価値ある妄想への祈り」 F3号キャンバスボード 油彩+アクリル

 明るいところをより明るく、暗いところをより暗く、コントラストを強めたところでひとまず完成です。描いてみないとわからないという・・、行き当たりばったりに描いています。なかなか統一感に欠けているように思います。自分のスタイルとか手法とか、場数を踏むことでしか作れないものなんでしょう。要するに描けってことです。描きましょう。
       


              セブンアンドワイ
ラベル:金色の絵
posted by paosistemm at 22:45| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 妄想絵画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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